快晴パウダーでリベンジ成る! 四ツ岳山スキー

同人の山行。
育児に追われて週末を次々逸し、山スキー企画にようやく手を挙げてみれば行き先はなんと「四ツ岳」だとぉ?! 
ゲレンデ練習すら充分でない身に、標高差1400m登り切れるか?
2年前の敗退シーンを脳裏によぎらせつつ、最強メンバーに混じって、さあいざ当日。


[日時]2008年3月8日(土)
[山域]乗鞍山系 四ツ岳(1/25000地形図 「」「」)
[行程]平湯キャンプ場6:20~7:25大滝川渡渉地点~11:25四ツ岳山頂~11:51鞍部~14:30 大滝川渡渉地点~15:20平湯キャンプ場
[参加]アウタースキー、伊能、ごましお、のーきょー、しん
   いるか、えだ、まこっちん

冷たく澄んだ山の朝。平湯キャンプ場を6:20スタート。笠ヶ岳が朝日に映える。
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すでに2,3パーティー先発したようでトレースがある。
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2年前には下山時に使った沢筋から登り始める。急角度の斜面。
身体が固く、ターンを切る板が滑る。だいぶ感覚が鈍ってるなあ。

 出だしから2名が大きく遅れ、最初の小休憩以降は登ってる間は追いついてこなかった。全く視界に入らないので状況は読めない。最悪、帰路回収しかない。
事前の「13時には滑降開始」の申し合わせに従い、淡々と先を行く。
先は長いしトレースは明確。
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大滝川の渡渉は雪タップリでスノーブリッジは頑丈。飛び跳ねても大丈夫そうだ。
(しませんっ)
しかしそれでも、やはり木立を乗り越すアクロバットムーブを強いられ、軽く緊張。
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休憩のひととき。
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ここまでのペースは2年前と段違いに速い。
前回は寝不足等で全員体調が悪かったせいもあり、比較にならないけど。
さすが今回は沢雪最強メンツ+雪山女王。余裕の表情です。
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・・・しかしながら、この休憩以降、僕のペースは急速にダウン。
運動不足から息切れが激しく、ついていけなくなりこの先は山頂まで独り旅。。。
やはり身体ってのは鈍るもんだなあ。反省反省
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とはいえ、森林限界を過ぎて大きな雪庇を乗り越えたのはまだ10時過ぎ。
2年前はこのちょい上で撤退したのだからペースがが全然違う。山頂到達は確実だろう。
ここでひと休憩。行動食を少し摂りクトーを装着して少し慎重に歩を進める。
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休憩場所からは先行メンバーのシルエットが遠望できていたので方向を見失うことはない。
しかし、ここより上部はクラスト面に風が強く、僕が歩き出したときすでにトレース跡は消えつつあった。
青空ド快晴なのに、こういうこともあるんだねえ。
氷結バーンを避けて通るうち、やや大回りになってしまったが
いよいよ南面に回り込み、山頂まで最後のアタック。
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先行メンバーが小さく見える。ずいぶん離されたな。

風が強くなってきたが強烈に青い青空。
氷結面も斜度はさほどではないためクトーで充分。
アイゼンピッケルを置いてきて正解だった。持ってたら重みで更にバテたろう。

やがて斜度が緩まり、波打つシュカブラの向こうに7,8人の人影が見える。
山頂!!!
いやーっ。着いたぁ。トップに遅れること30分。
(ちなみに、僕と入れ違いに華麗な滑りで降りてったのは山スキ-MLで有名な星谷さんだったんだって。先着メンバーは色々お話しして記念写真まで撮ってました)


さて、ようやく到達した山頂で感慨にふけりたい気持ちが山々だったのだけど。
先着のメンバー4人はすでに30分も風にさらされて既にすっかり凍えており
もう滑降準備万端で、今にも滑り出してってしまいそうな勢い。
ここから少し下り、風の当たらない鞍部で後続メンバーを待つんだという。
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えええええーっ。もう少し感動を味わいたいのにぃっ。
ここで1人にされては滑降写真も撮ってもらえないし何より寂しいので
山頂写真の撮影もそこそこに大慌てでシールを剥がし、滑降スタンバイ。
やれやれ間に合った。
改めて僕も入れて集合写真も撮ってもらい、それではいよいよスタート。

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思えばザックを背負って滑るのもほとんど2年ぶりに近い(大日藪スキーを除くと)。
おっかなびっくり滑り始めたが、これがなんとメチャ軽極上パウダー。
斜度はやや急だが、この深雪ならむしろこのくらいの斜度がちょうどいい。
なんの抵抗もなくターンが切れる。雪しぶきが舞う。
ヘタレな腕前もこれほどの雪面なら誤魔化せる。転けても全然痛くない。
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感覚を味わいながら滑っていくと、アウタースキーさんが登ってくるのが見えた。
昨日は仕事が長引き、独り車を飛ばして朝合流したアウターさん。
寝不足の悪コンディションながらさすがのガッツ。
鞍部で先にひと休みしてたら、間もなく格好良く追いついてきました。

ここでしばし休息。
このあと時間切れで頂上に届かなかった2名を吸収し、あとは楽しく降りるだけ~。
森林限界の大バーンには何本もトレースがついてるが、まだまだゴキゲンだ。
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伊能さんのリードで沢筋にルートを取ると、誰も滑ってないまっさら手つかず斜面が続く。
交代でトップを滑り、てんでに写真を撮りあい。
奇声歓声があちこちに響く。
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次第に雪が湿り気を帯びる。下部は長めのトラバース移動を含め、消化行程。
慎重に渡渉地点を越え、板を担いで登り返す。
あとはもう、ケガだけしないように。

ラストは膝もくだけ気味ながら、キャンプ場際まで滑り込んで無事complete!
楽しかった!雪最高、山スキー最高!さすが四ツ岳!!
この後は「平湯の森」で汗を流し、高山駅前の焼肉店でシメ、帰阪しました。
「今季一番!」「こないだ行った八甲田よりいい雪」「来てホント良かった」
最大級の賛辞が帰りの車中でも絶えることがありませんでした。

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この記事へのコメント

じゅん
2008年03月12日 10:46
私など到底行けそうにない別世界
爽快感楽しませていただきました
雪の中標高差1400mを5時間とは・・
私ももっと頑張らなくては(^^;)
shin
2008年03月12日 21:27
>じゅんさん

スキーの素晴らしさです(^^)
とはいえ、自分一人の力では全然ダメですね。助けていただいてばかりですよ。
 でもこの世界を見ることが出来るのは幸せですー。
あき
2008年03月13日 23:21
うわぁぁぁ・・・
羨ましすぎる。。。(;_;)
皆さんの奇声が聞こえてきそうな気持ちよさげな斜面の写真がありますねー。
体力不足なわたしにゃ無理そうですがいつか行けるとよいなぁ。
shin
2008年03月17日 17:45
>あきさん

苦しいことを乗り越えたら、楽しいことがあるよの見本のような山行でした。
簡単な山ではないですが、僕も技量体力を磨いてまた再訪したいと思ってます。
あきくんも山スキー、する?(^^)b

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