相方、遭難す!

いつものグループで出かけていった相方から、
その日は午後5時を過ぎても下山メールが入ってこなかった。
携帯電池切れかな、あるいは、、、と思っていたら、午後8時頃になってリーダーさんの奥さんから「まだ連絡無いんですけど、大丈夫でしょうか?」とお電話があった。

あらら。。。やっちゃったか

遭難ビバーグと、仏さん遭遇と、あとひとつ何か(骨折だったかな)の
3つ体験したら山ヤの経験としてはいっちょまえなんだそうだ。
いやいや相方もこれでグレードアップってもんだね。

などと、冗談はさておいて。
しかしなんでまた下りられなかったんだ?

前もって聞いてたルートを地形図と見比べてみた。
たぶん第1目標地点だったのピークから、
ピストンで来た道下山せずに周回ルートを欲張ってしまったんだな。
となるとルート後半の沢筋で日が暮れたか。
携帯が通じない(メンバー全員)ことから見てもまず間違いあるまい。
等高線の詰まり具合から見て、雪崩の心配はなかろうし、
暖冬だし一晩で凍え死ぬことはないだろうとやや楽観。

とはいえ、心配は心配
推測と実際が違ってることだってあるから。
登山口まで、深夜ながら車を飛ばしていきたい気持ちはあったが
ユタカを連れてとはいかないし。
実家に事情を話して預けるなんてしたら卒倒しかねない。

悶々しつつ何とかユタカを寝かしつけ、
リーダーの奥さんにも今の状況や予測を話してひとまず気を落ち着けてもらい、
翌朝までは静観することに。
サークルのベテランさん何人かに話が伝わったようで、
夜通しひっきりなしにメールが鳴る。「いつでも動くよ
温かい言葉に不覚にも涙が出た


翌日は朝一番でユタカを保育園に預けてまず身軽になり、
僕と相方の会社に電話して、理由をテキトーに誤魔化しつつ年休をとった。
さて、これで日中は自由に動ける。

リーダーの奥さんは依然心配そう。
この季節、ヘッ電無しで行動できるほど明るくなるのは6時頃。
それから2時間、8時頃になればさすがに下山してくるかと思ったが未だ音信無く、
とうとうここで、警察に連絡することにした。

うっわ。自分から警察に電話するのって初経験だよぉ
、、、と、どうも同行パーティーの誰かのご家族が既に通報していたらしく、
警察では既に登山口の車の所在まで把握している様子だった。少々気抜け

そうこうしていた8時半頃。
相方から待望の「下山できたよ」電話が
やれやれ。
やっぱり、正直、ほっとした。
ケガもせず風邪もひかず、無事で本当によかったよぉ

リーダーはじめ、同行の皆さんありがとうございました。
これに懲りず、備えるべきは備えてまた今後ともよろしくお願いします。


--------------------あとで聞いた話-----------------
周回ルートの、第1目標点のピークでお昼を済ませた後、
時間的には来た道ピストンで下山が妥当なところ、思いの外好天なのに釣られて
ついつい稜線沿いに当初の周回コースを行こうと思ってしまったらしい。
とどめの沢筋が、夏道なら2時間で下山できる行程のところ、
沢沿いだけに雪だまりで道が悪く、
渡渉渡渉で時間を食ううちに日が暮れてしまったというわけだ。

幸い、人数には充分なツェルトと、非常食の準備があったからよかったものの
夕方からは降ったりやんだりの雨もあり、全員眠れぬ夜を、、、、、

、、、、過ごす中、相方はいびきをかくほど「意外とよく眠れた」そうだ。

さすがは妖怪「食っちゃ寝」
ツェルト内の居心地のいい位置を割り当ててくれたpikkuさん、ホント恐縮です。
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